納まり
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S邸宅です。
順調に現場は進んでいます。
前回にコンセプトを少し書きましたが、
このコンセプトを実現するには「納まり」が非常に重要となります。
例えば階段の手摺一つでも、
止めるボルトが見えるか否か。
角が尖ってるか否か。
側板より段板が出ているか否か。
etc・・・
5ミリ、10ミリの差が積み重なることによって、
空間全体の雰囲気が変わります。
意識して細部を見ることがなくても、無意識に感じるものです。
設計する者にとって、
一番難しくも楽しくもある「納まり」。
S邸ではプリミティブな空間を目指しています。
写真は、
窓枠が無く、突き付けの板によって設けられた窓です。
by hiramatsugumi
| 2010-03-27 16:25
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